DMBヒストリー
大日本木材防腐株式会社は、大正10(1921)年2月16日に創業し、令和3(2021)年で創立100周年を迎えました。
創業から100周年までの歩みと、そして現在までをご紹介します。
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年月 | 大日本木材防腐株式会社 及び子会社の変遷 | 月 | 世の中の出来事 |
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大正10年 1921年 2月
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日本舗装道路(株)として木煉瓦製造工場の設立総会を東京市麹町区有楽町にて開催 | 1月 | 材摠製作合資会社設立 |
5月 | 牛込区築土八幡町九番地に移転 | 4月 | 度量衡法改正公布(メートル法採用) |
8月 | 森長造が代表取締役専務に就任 | ||
大正11年 1922年 1月
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当社出張所を名古屋市中区西洲崎町17番地に置く | 4月 | 健康保険法公布(7.1 施行) |
1月 | 防腐工場建築願書を愛知県庁へ提出 | 5月 | 鉄道省が枕木の樹種を定める |
2月 | 木材防腐工場敷地として約3,000坪を千年殖産(株)より借入契約を締結 | ||
2月 | 木材防腐工場建設杭打ち作業 同工場建設工事に着手 | ||
4月 | 木材防腐工場設置認可取得 | ||
5月 | 社名を大日本木材防腐(株)に変更、本社を名古屋市中区西洲崎町17番地に移転 | ||
12月 | 本社を名古屋市南区千年二ノ割七〇六番地に移転(現在地) | ||
大正12年 1923年 1月
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注薬機械設備試運転開始、3月から事業開始 | 9月 | 関東大震災発生 |
5月 | 定款一部改正(石炭、亜炭、乾留並にタール油の蒸留及び産出物販売)クレオソート油の自給に着手 |
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敷地内に運河があった?
かつて会社の中に堀川から東西に運河(大正運河・大正堀)が通っていました。
この運河、実は大正2年8月に、当社敷地の元所有者・千年(ちとせ)殖産により造られたもの。全長564m、面積約4,000坪(13,200㎡)。大正時代は地元材木業者の木材や船の係留に使われていた。
この大正堀は、その後、当社の木材の運搬や電柱・枕木用木材の保管などに利用された。大正堀の両側には電柱がうず高く積まれていた。昭和41年頃から徐々に埋め立てられた。