大日本木材防腐株式会社

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Sustainability
サステナビリティ

Sustainability サステナビリティ

大日本木材防腐株式会社は、「木材を活かす」事業を通じて
SDGsの達成、カーボンニュートラルの実現に貢献してまいります。

SDGsとは、2015年9月の国連総会で採択された、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性のある社会の実現のために、2030年までに達成すべき17のゴールです。

外務省HP
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html#reference
持続可能な開発のための2020アジェンダと日本の取り組み(PDF)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000270587.pdf

大日本木材防腐は、循環型資源である木材を活かし「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に全社一丸となって取り組んでまいります。
私たちは、100年にわたり研鑽してまいりました「木材保存処理技術」(木を長持ちさせるための技術)を基礎として、地球環境に優しく人々の心に潤いをもたらす「木材」を様々な分野で活用いただくことによりCO2排出量を吸収・抑制し、地球温暖化防止へ貢献してまいります。
具体的な取り組みをご紹介いたします。

1.木材の効率的な活用を推進します。

森林の木々は、光合成により大気中の二酸化炭素を吸収し成長します。さらに樹木が伐採されて、木材として使用されている間も貯蔵され続けます。身の回りに木製品が増えるほど、大気中の二酸化炭素を減らすことになり、温暖化防止に役立つことになります。
この効果は木製品が廃棄されて燃やされるまでずっと有効です。
木造住宅、木造建築部も森林と同じように二酸化炭素を固定したままなので、「都市の森林」、「第二の森林」などと言われます。つまり、私たちが木質建材を造ったり、日常において木製の家具を使うことは、その行為自体が炭素の貯蔵に貢献しているのです。
当社工場(本社工場、四国工場)では、月平均6,000坪以上(住宅に換算すると約170棟分)の住宅用を含む木製建築資材の加工をおこなっており、今後も生産量を増加させる予定で、二酸化炭素の固定化に貢献してゆきます。
また、木材製品の製造段階で排出されるおが屑や端材は、木材乾燥機の熱源としてボイラーで活用し、有害物質を含まないクリーンな煙にして排出しています。
さらに、本社工場に於いては、年間 約25万kwhの太陽光で発電されたクリーンエネルギーを自社工場の電源として利用することで、年間 約95,000kgのCO2排出削減に貢献しております。

2.保存処理木材製品の普及を推進します。

木材を保存処理することで、腐朽やしろありの対策をとることができ、炭素固定の期間が飛躍的に延びます。
炭素固定の期間が延びて、森林・樹木の生育期間以上になれば、カーボンニュートラルの状態が循環できることになります。
DMBでは、住宅を始めとする建築部材への保存処理木材の普及に加え、新たな保存処理木材製品の開発・需要開拓を進めることで、長期のカーボンストックを推進してゆきます。
森林の生育中に発生する間伐材についても木製杭の利用を促進しており、未利用材の有効活用に努めています。

3.太陽光発電を通じ再生可能エネルギーや、新たな木材製品の普及を推進します。

温室効果ガス排出量の増加による地球温暖化への対策が深刻な問題として世界規模で議論されており、脱炭素化に向け再生可能エネルギーへとシフトしようとしています。国内でも、2018年の「エネルギー基本計画」において、再生可能エネルギーの「主力電源化」を目指すことが明記されました。
大日本木材防腐は、四国工場に於いて最大1.1メガワットの太陽光発電売電設備を、本社工場に於いては、最大通じてCO2削減、気候変動の緩和に向けた取り組みをおこなっております。
また、太陽光パネルを支える架台を、一般的に「鉄製」や「アルミ製」の架台を使うのに対して、当社保存処理技術を利用して開発・製品化された木製架台「SORAWood」を使用することにより、架台製造時にCO2排出量を抑制することができると共に、架台としてCO2を160kg(kWあたり)の固定化を実現しております。

4.
育児中のママの時短による社会復帰をサポート

育児中で職場復帰をしたくてもなかなかできないママを時短勤務などで積極的に働いてもらっています。現在育児休業から復帰される社員は100%です。

5.委員会活動を通じて全社・地域社会に貢献しています

若手社員を中心として、SDGs委員会を発足し、事業所周辺の清掃や環境整備など些細なことから持続可能な環境づくりに取り組んでいます。