s

大日本木材防腐株式会社

TOP > 事業紹介 > 研究開発

事業紹介 -研究開発-
木材を護る技術

事業紹介 住宅用資材販売

木材保存を通じて、地球環境保全に貢献します

木材保存を通じて、
地球環境保全に貢献します

電柱、鉄道用枕木から発展した100年の歴史の中で、DMBでは創業当初から研究部門を設置し、木材への耐久性付与についての技術開発を行ってきました。創業時は、電柱・枕木という限られた産業資材のための技術でしたが、現在では住宅を始めとする構造躯体、エクステリア、DIY等に安全・快適に利用できるような木材を供給するための技術開発を進めています。

■ より確かな性能
木材を利用していくうえで、耐久性や耐用年数が明確であることは非常に重要なことです。DMBでは大学や研究機関と協力して、保存処理を行った木材の耐用年数の調査を進めています。
■ より安全な木材
木材への耐久性の付与技術では、殺菌剤の活用が必要となっています。とはいえ木材を護るための殺菌剤の活用が、人体や地球環境へ悪影響を及ぼすようでは本末転倒といえます。DMBでは最新の薬剤を研究・導入し、より安全な木材保護剤として適用しています。
■ 新しい材料へ
木造建物では安定した強度や寸法が求められており、切っただけの製材品から合板、集成材等の木質材料を使用する割合が高くなっています。最近では、より大きな強度と断面を得られるCLTが脚光を浴びています。DMBでは、安全な木造建築に繋がるためにも、これらの木質材料への保存処理の技術開発を続けています。
■ 環境を考える
SDGsに代表されるように、地球環境問題と二酸化炭素(CO2)は密接な関係にあり、木材の利用はCO2の固定として推奨されています。DMBでも保存処理加工時のCO2排出量の評価を行うなどの環境評価を行っています。

研究開発グループでは、試験用注薬装置、菌類の培養設備、シロアリ試験設備、各種分析機器、強度試験機を整備し、次の技術開発に向けて考え、行動しています。

森林総合研究所での野外テスト風景

木製フェンスの試作(耐久性、耐光性試験)

木橋の劣化状況の調査