大日本木材防腐株式会社

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社長メッセージ

社長メッセージ

社会とともに歩む
「環境適応企業」を目指して

代表取締役社長
鈴木 龍一郎

鈴木 龍一郎

代表取締役社長
鈴木 龍一郎

大日本木材防腐株式会社は、大正10(1921)年2月16日に創業致しまして、令和3(2021)年、お陰様で100周年を迎えました。
これもひとえにお客様、および関係各位の温かいご支援・ご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。
当社は、木材防腐剤の開発や防腐剤を注入した木製レンガを用いて道路舗装を行う日本舗装道路株式会社として、東京で創業しました。
大正11(1922)年には鉄道枕木や電柱の木材防腐事業へ参入しました。
名古屋に工場(現在地)を設置、本社も名古屋に移転。社名を大日本木材防腐株式会社(以下 DMB)と改称。電柱・枕木に特化した木材防腐加工会社をスタートさせました。
昭和2(1927)年には、材惣10代当主の鈴木摠一郎が代表取締役に就任。この頃から注入防腐加工品が注目を浴びるようになり防腐工場(後、大江工場)を新設しました。
防腐剤(クレオソート油など)製造や新製品の製造販売など事業を拡大しました。
戦時中は、国策の流れに影響されながらも防腐事業・薬剤製造事業を継続してきました。
戦後は復興事業による電柱・枕木の需要拡大に伴い、インフラ資材メーカーとして時代に支えられてきました。
しかし、高度経済成長とともに木製の電柱・枕木がコンクリート製品に移行。素材の変化が事業の方向転換を図るきっかけとなりました。
住宅用防腐木材土台の開発、輸入木材製品によるDMB独自のセール開催。さらに木造軸組プレカット加工や2×4パネル加工。防腐・防虫薬剤の加工・販売。これらの住宅資材に軸足を移して新たな事業を構築してきました。
DMBは、木材業界のなかで常に一歩先をいく事業にチャレンジしてきました。成功も失敗もありました。しかし何とかさまざまな困難を乗り越えてきました。
また、現在、SDGsの観点から「環境資源としての木材利用」が木材業界にも求められております。
DMBは総合木材建築資材会社として、SDGsの趣旨に一致する技術や価値を創造し、社会の変化に対応する「環境適応企業」を目指していく所存です。
100周年は通過点ととらえ、1世紀かけて培ってきましたベンチャースピリットを未来につないでいきます。
今後とも、引き続き皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 鈴木 龍一郎